願っている間、涙が止まらなかった。







本当は、藍が一番泣きたいはずなのに……。





なのに、私は泣いていていいのだろうか?




神社からの帰り道、そんな事が頭をよぎった。





私が泣いても意味がない。






つらいのは、藍。






支えてあげるのが私。






だったら私は、
どんなに辛くても笑顔でいないと…。