二人が風呂へ向かったときに、サッカーの開会式が始まった。


日本の国歌を鼻歌で歌う修斗。

なんか、いいことあったな。


「お前、なんかいいことでもあったのかよ?」


「よくわかってるじゃん。」


「はいはい。で?」


「オレ、雅ちゃんとアドレス交換したー!」


「ふぅーん。」



修斗では、よくある事。


「それで、オレ雅ちゃんの事、好きになっちゃったー。」


今日会ったばかりなのに。


「藍、いいと思う?」


「いいんじゃね?」


「ホントに!オレ頑張っちゃう♪」


「はいはい。」