飛鳥からのパスを受けとる。
周りには、味方はいない。
俺が点を入れるしかない。
ゴール付近には、敵が2人。
ドリブルをしながら、まず一人を交わす。
そして二人目。
あとは、キーパーとの一対一。
キーパーを若干引き付け、シュートを
放つ。
_____。
放ったシュートは、見事にゴールの右端に吸い込まれた。
自分がシュートを決めた事が信じられなかった。
そして、歓声が沸き上がる。
近くにいた先輩たちに、
抱きつかれたり、叩かれたり。
やっとゴールを決めたことを実感した。
その後試合は、何も起きず……。
3-0という圧勝で勝利を飾った。