「藍、いってらっしゃい。」


「おう。」



「怪我しないでね。」


「ばーか、しねぇよ。」


紗弥の頭を撫でて、玄関に向かった。





多分、あいつの顔

絶対に真っ赤だ。


そんな事を思いながら。