ほんのり甘くて、ちょっぴり切なくて。


――――…


「はい、お疲れ様でした〜。」



あたしはモデル仲間たちとスタッフの皆さんに挨拶をしてから、スタジオを後にした。


まだ17:00じゃん。



んー…暑い……。


「…ありす?」


電車の駅で聞き覚えのある声に呼び止められた。



振り返ってみると、立っていたのは……

「愛那……。」