ほんのり甘くて、ちょっぴり切なくて。


「…いいけど。」


羅衣弥は表情ひとつ変えずにさらりと答える。



あ…泣きそう……。


「やったぁ♪
ありすはどうする?」


「あー…あたしはいいや。
なんか疲れちゃったし。」


「そっか、じゃあまたね。
臼田くん、行こ!」



愛那は羅衣弥の手を掴んで行ってしまった。


…羅衣弥が他の女の子と一緒にいるところなんて見たくない。


これでいいんだ……。