「輝流!!休憩しよ?」

輝流のイライラが
MAXオーバーの寸前に。


輝流に声をかけた。


「え〜。もう行っちゃうの?」

「まだいてよ〜」


女の子たちの文句が飛び交う中、
あたしは輝流の手を引いて、
裏方に入った。





「だからやめとけって言ったろ?
まぁ…あれじゃあ、不機嫌になる
のは、わかるけどさ。もう、いい
から。輝流の分は俺がやるよ」

「…………悪かったな」

「一つ…聞いてもいいか?」

「ん」