「いらっしゃいませ、お嬢様、お坊っちゃま」

「/////////」


文化祭1日目。

天気は雲一つない快晴。

売れ行きは良好。

うちのクラスは絶好調の
スタートをきった。



…………ただ一人を除いては。







「結局、ダメじゃん…」

接客中の輝流を見て俺は、
そうつぶやいた。


「輝流君〜」

理由はとてもわかりやすくて。


女の子たちが
ウジャウジャいるから。




…………執事喫茶だから、
当たり前な話だけど。