「…………」

言いたくなくて、
うつ向いていると、

「コスプレ喫茶だよ」

…………健が、答えた。



「コスプレ?遥君は何したの?」

「………………ど」

「えっ?」

「………………メイドコスプレ」

「………………」

「笑いたいなら笑えば?」

「遥君のメイドコスプレ?超見たい!!」

琉美は目を輝かせながら、
そう言った。