alone・・・

私は受話器を落とした。

それからのことは覚えていない。

気づいたらおばあちゃんがいて、私を抱きしめていた。

ママとパパの遺体の前で。


「莉子ちゃん、前に進みましょう」


お葬式でいろんな人に言われた。


「まだ10歳なんでしょう。かわいそうに」


コソコソ話なんかしないで。


「どうするのかしら、娘さん」


あんたになんの関係がある。





「未来ないわね」

ふざけんな。