親友の彼氏に恋をした。



『....もういい。』



あ、切れちゃった。



「はぁ~。」



私も自分のことで精いっぱいなのに...



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「日菜子。おはよう。」



廉造だ。



「お、おはよ。」



「昨日、電話あってさ、マジでビックりだよ。」




「....私も来た。」



どんだけその後引きずってたか知らないくせに…。


でも、廉造の笑顔を見ると、何か気持ちが軽くなる。




「そーか、悪いな。迷惑かけて。」