ご飯を食べながら
『ねぇ、名前なんて言うの?』

「ハクだよ?」
バクと似てるな

『じゃあ、はっくんだね』
「うん」

『ごちそうさま』
「ごちそうさま」

『今からあたしの弟のとこ行くけどくる?』
「行く!」

あたしの部屋の隣にアレンの部屋はある

コンコン
『アレン?
あたしだけど入っていい?』

「いいよ」
ガチャ
『紹介したい子が居るんだけどいい?』
「うん?」

『はっくんおいで』
「男!?」

なにを驚いてるのよ
『自己紹介して?』
「ハクです!
よろしくです。」

「おぉ、よろしくな
俺はアレンだ」

『それでさ、はっくんの面倒見てくれない?』
「はぁ??
なんで?姉上が見ればいいじゃん?」

『じゃあ、この熊のバクとはっくんどっちがいい?』


「ハク」
なにそのしぶしぶみたいな顔

『じゃあはっくんで!頼んだよ』