『ナイトも動物好きなの?』

「お前は、サエカを汚す気かー」
と、飛び蹴り・・・

「次、グラーヌさん」
先生が言うと急にかちこちになった

湖の近くの精霊や悪魔と契約することが今回の合格条件だ

円が書いてあるなかにサナキが入った

「私の声が届くもの、今私の前に現れよ!」

呪文は自分で考えないといけないらしい

サナキの前に花の妖精がでてきた
サナキは治療が得意だっていってたからあれも回復系なんだろう

サナキが終わってこっちに来た
「緊張したー!」

『次、あたしだよ!
出来なかったらどうしよう?』

「次、フォンセーバルさん」

『はい』

ゆっくりと円のなかに入る

あ、呪文考えてないや・・・
適当でいっか

『おいで、おいでぇ!
なんちって!』

すると、湖の水が渦をまいて中から男の人魚が二人でてきた

《我らを呼んだのは貴様か?》
『うん』
《何用だ》
『契約してよ』
笑うと人魚がビックリして左側の黒の長髪をしたやつがわらいながら
《貴様ごときが俺達を従えさせられるとでも?》
『エレナ』
小さな声でそう言うともともと耳の良い人魚は目を見開いていた