「あれ?
怖がられちゃった?
え、まさかみたいな?」


あれ?
もしかして、
『あ、兄様ですか?』

「そうそう
愛しのレオンだよ!
忘れられてなくてよかったよ!」

「レオン、さっさと説明しろ」

兄様とロイは大親友なの!

「わかったよ
二人ともコッチの部屋に来て」

と言って違う部屋へ入っていくと

『ぼ、帽子ですか?』

「そ、じゃあ座って?」
結構、古そうでくしゃくしゃ
なにするのかな?
怖いよ

「姫様、僕が先にやりましょう」

『ありがとう』

ロイが座ると兄様は、帽子をロイにかぶせました

すると......
いきなり帽子がうごいて
〔魔力8、実力D~A、クラスA、黒魔術、終了〕

と言ってだまった


『あ、兄様?
これは......』

「これは、魔力の量、どこまで伸びるかの実力、白と黒どっちの魔術か、クラスを分けてくれる優れものさ☆
次、サエカだよ、すわって」

ゆっくりと帽子をかぶされる