もし、海渡のような能力を持っていたら、俺もあんなふうに笑っていただろうか。 布団に入り、天井を見つめながらそう考えてみた。 「優斗、優斗、」 棒読みに近い、柔らかく響くソプラノ声。 ミイが顔面に居た。 「…おわっ!!」 あわててのけ反り、後頭部を壁に強打した。 美少女は危なし。