The殺サィト

しかし、一つだけ確かに言えること。それは、私もこのサイトにアクセスしたということだ。
まさか翼はそのことを知っていて、私にこんな質問をしたのだろうか。だとすれば、実に気味が悪く感じの悪い話だ。

依然として黙ったままの私に、翼は更に質問を重ねる。

「違うの?」

そう問い掛ける翼の瞳は暗い輝きを放っていた。――コワイ。初めて翼に対してそんな感情を抱いた時だった。
……彼は私の身体を壁に追いやり、顔の横に手をついた。

「……っ」

言葉にならない思いが込み上げてくる。
コワイ。けれど、彼の暗い顔は真剣さを物語っていた。

気圧されて、私は諦めたように口を開く。

「したよっ……」




「……そうか。俺もした」

翼は暗い表情を浮かべたまま、驚きの言葉を口にした。