さっきはこうしてまじまじとは顔を見ていなかったから分からなかったけど、この奏斗って人は……いかにもって感じ……
「よーし、次はオレの番だな! オレは広瀬翔也(ヒロセ ショウヤ)。高一! 好きなことはスポーツ全般で、嫌いなものは勉強!」
不穏な空気が流れている中、何故か元気よく起立した彼に、みんなの視線が集中する。
「オレ基本的に他人のこと嫌いになんないから、みんなどんどん絡んでね!」
明らかに場違いなテンションに、私は気後れを感じた。他のみんなもそうだったのだろう。再び場の空気が凍り付くのが分かった。
しかし、小学六年生の悠大にだけは、彼が輝いた存在に見えたらしい。キラキラとした目で翔也のことを見ていた。
つられて私も、再び翔也に目を向ける。
ツンツンとした、いかにもスポーツマンらしい髪型に目鼻立ちのはっきりした顔。
ダボついた白いパーカーにジーンズという、ラフな格好をしていた。
まあ、悪い人ではなさそうか……
自分なりに自らを納得させ、私は翔也の左隣、つまり私の右に座る紗理奈に目を向けた。
「よーし、次はオレの番だな! オレは広瀬翔也(ヒロセ ショウヤ)。高一! 好きなことはスポーツ全般で、嫌いなものは勉強!」
不穏な空気が流れている中、何故か元気よく起立した彼に、みんなの視線が集中する。
「オレ基本的に他人のこと嫌いになんないから、みんなどんどん絡んでね!」
明らかに場違いなテンションに、私は気後れを感じた。他のみんなもそうだったのだろう。再び場の空気が凍り付くのが分かった。
しかし、小学六年生の悠大にだけは、彼が輝いた存在に見えたらしい。キラキラとした目で翔也のことを見ていた。
つられて私も、再び翔也に目を向ける。
ツンツンとした、いかにもスポーツマンらしい髪型に目鼻立ちのはっきりした顔。
ダボついた白いパーカーにジーンズという、ラフな格好をしていた。
まあ、悪い人ではなさそうか……
自分なりに自らを納得させ、私は翔也の左隣、つまり私の右に座る紗理奈に目を向けた。

