「うそ……翼も、アクセスしたの……?」
「したよ。名前も住所もきちんと送信した」
――翼の顔が近い。互いの吐息がかかるほど。
私は少し身を引いて、そんな翼の真っ黒な瞳を見つめた。
「じゃあ……もしかして、ここにいる人達も……?」
恐る恐る、訊ねる。俄かには信じがたいことだった。
「そういうことになるよね。あんたと俺の共通点がそれなんだから」
唖然とする私に、翼は淡々と話を続ける。
「恐らく、ここにいる人間は皆The殺サィトにアクセスした連中だ。俺はサイトに指示された通りの場所と時刻で自殺を図った。そしたらヘルメットを被った男達に突然殴られて……気がついたらここにいたんだ」
「! ……そう」
それは怖いくらいに私と同じ経緯だった。……身体に僅かな震えを感じる。
「麗花は違うの?」
翼の鋭い眼光に、私は射すくめられる。重たい眼差しに耐えられなくなって、思わず顔を背ける。
「違うの?」
「違くない……」
下に目線を落としたまま、私は答えた。
違くなんて、ない……
「したよ。名前も住所もきちんと送信した」
――翼の顔が近い。互いの吐息がかかるほど。
私は少し身を引いて、そんな翼の真っ黒な瞳を見つめた。
「じゃあ……もしかして、ここにいる人達も……?」
恐る恐る、訊ねる。俄かには信じがたいことだった。
「そういうことになるよね。あんたと俺の共通点がそれなんだから」
唖然とする私に、翼は淡々と話を続ける。
「恐らく、ここにいる人間は皆The殺サィトにアクセスした連中だ。俺はサイトに指示された通りの場所と時刻で自殺を図った。そしたらヘルメットを被った男達に突然殴られて……気がついたらここにいたんだ」
「! ……そう」
それは怖いくらいに私と同じ経緯だった。……身体に僅かな震えを感じる。
「麗花は違うの?」
翼の鋭い眼光に、私は射すくめられる。重たい眼差しに耐えられなくなって、思わず顔を背ける。
「違うの?」
「違くない……」
下に目線を落としたまま、私は答えた。
違くなんて、ない……

