何回か会ううちに、
sexは嫌だったけど、
私は亮太のことが
好きになっていた。
亮太も私のことが
気になっていたらしく、
付き合う話が出ていた。

そして2011年5月5日。
話している最中に
またコクられた。
嬉しくてたまらなかった。
だけど、それと同時に
不安になった。


中学の時に不良と絡んでいた私は、
夜に家を出るのが
ダルくなって
不良達と絡むのを
やめていた。
そのせいもあって、
若干不良達の中で
評判が悪くなっていた。


一方、亮太は
中学校デビューを果たし、
学校の番と絡むようになり、
ここらの地域では結構有名だった。

血統はヤクザまさりで一時期、
あそこの家族はヤバい
という伝説が流れていた。


そんな人が私と付き合ったら…
相手の評判を
落としてしまうではないか!


一瞬頭の中で
そんなことを考えてしまった。

そしてまたフッてしまった。

帰り、1人で泣きながら帰った。


多分もう付き合えないんだろうな、
そう思ったんだ。

そう思った私は後日、
初めて自分から
亮太を呼び出した。