『もしうちが死んだらどうする?』
「え…?」
自分でも何でこんな質問をしたのか分からない。
この頃の私はきっと死にたかったんだ。
どうせ私が死んでも誰も悲しまない。
そう思ってた。
だけど、君だけは違った。
私…、嬉しかったよ。
とても。
「そんなこと考えたことなかったし、俺、お前がおらんなるとか嫌やけん。」
君はそう言ってくれたよね。
だから私は決めたんだ。
この恋だけは絶対諦めないって。
勝ちとってみせるから。
見ててね、翔ちゃん。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…