私は・・・ まだ、人を想うことを知らない。 毎日友達と笑って、遊んで、ふざけて、部活やって・・・ そんな代わり映えのない日々を普通に送っていました――。 周りの皆は恋をしてたり、彼氏がいたり、 正直羨ましかった。 いつか私も―・・・ そう思って、 毎日を過ごしていた 秋と冬の季節が変わりはじめる頃―― 私は確かに希望を抱いて、まだ真っ白な明日を見据えていました―・・・