「んッッ・・・・・・・はぁ。」


朝・・・・・・かぁ。




またあの夢を見た。




自然と涙が零れてくる。




「梨華ちゃん。起きなさい」




ママが来た。


慌てて涙を拭う。



「ん・・・・・・・おはよう。」





「早く起きなさい。」




キリキリッッ・・・




「クッ・・・・・・・。」



また、胸が痛む。



わかっている。


私のココロからの警告。





「ママ下に行くから、早く起きないね。」





・・・・・・・・・






「んッッッ・・・・・・・・」






憂鬱な気持ちのままで私はベットから出た。