それから私は葛藤しながら過ぎる毎日の中で、少しずつ変化していく自分を感じている。


強さとはなにかと聞かれたら、ハッキリと言える答えはまだないけど…。


弱い自分を受け入れられてから、母を受け入れ、父を受け入れ、悠斗との別れも受け入れた。


全てを受け入れた時、自分の痛みが胸の中でみんなの痛みと重なって、不思議とふっ切れた気持ちになった。


あれこれと疑心暗鬼にならずにありのままでいればいいだけ。


私は私でいればいい。


それ以上でもそれ以下でもないんだから。


きっと悠斗と出会い別れなければ、ずっとなにもわからないままだったんだろうな。




今日は私の18才の誕生日。


私にはやるべきことがあった。