執事と共に賭け事を。

恵理夜は頷きながら104号室の扉を開いた。

入り口の鍵はかかっていない。

そして、迷うことなく正面の窓のついた扉に手を掛ける。


「ビンゴ、ね」


そこには、下へ続く階段があった。


「その格好で行かれるおつもりですか」


一歩を踏み出そうとした恵理夜の手を春樹はしっかりとつかんでいた。


「他の男性から与えられた服で挑みにいくというのは、いささか賛成しがたいものを感じますよ」