執事と共に賭け事を。

「私達二人を、ここに案内してから部屋のプレートを104号室に戻す」

「それから、私はラウンジにいる大旦那様へ報告するため、反対側へ抜けていく」

「その途中で引き返し、107・106・105号室、と数字を逆から追っていった。丁度、今みたいに」


春樹は、そこから導き出される答えを察したようだった。


「そして貴方は、正しい105号室を開いた。そして私がいないと錯覚した。けれど、私が実際にいたのは」

「103号室の隣、プレートで部屋番号が隠された104号室」

「そして、私は出口を間違え、階段を下ってしまった」

「と、言うことは……」