「…いってきます」


低血圧な私にとって、朝は天敵だ。


ゆっくりと家を出て、あたりを見回す。


今日はいないのか…


それが分かれば一目散に近所から少し離れた商店街まで全力疾走。






これが私の日課なのだ。