「………………、ぷっ」 「笑うなぁぁぁぁ!」 いつの間にやら書斎にいた幽霊がクラウンの持っていた本を奪った。 息を荒々しくするご立腹幽霊に対して、クラウンは笑いを耐えようと。 「し、失礼……クッ、なかなか、人を笑わせるのがお上手で」 無理だった。 本にはそこかしこに先ほどのようなポエムが書かれてあったのだ。 ノートがなかったものだから、本に書いたらしい。 「もしや、こちらにも」 「見ちゃダメーっ」 机の上の本を幽霊は庇うように覆い被さった。