さながら、理科の実験で混ぜるな危険同士を遊び半分で混ぜた結果のような爆発だった。 小規模ながら、火傷は確実。近距離にいた輩は涙目どころか、気絶するだろうが。 「おや……?無事ですか」 幽霊は無傷。受け取ったままの姿勢で硬直していた。 「“持てる”のならば、何かしらのダメージを与えられるかと思ったのですが。ああ、ええと、いささか困りましたね」 幽霊相手の武器はさすがに用意はしていなかった。 化け物退治ならまだしも、幽霊という魂だけの存在にどうしろと言うのか。