祐輔はその後の経緯を


俺にまめに報告してきた




俺に良いアドバイスができるかなんて思わなかったが


祐輔は俺の意見を聞いた




その真剣な祐輔の姿に


俺は自分の誤解や嫉妬に気付いた




そして真剣に祐輔を応援してやろうと思った




(祐輔…


お前がモテるのはルックスだけではない




こんな所をみんな分かってるんやろうなぁ…)





もうそろそろ一人身の俺には


イヤなイベントが近づいてくる



クリスマス…




(ふう…


祐輔の告白間に合ったらええのになぁ~)





自分の心配より祐輔の心配をしている自分が



可笑しかった…