「はい、これよろしく。」
ドサッ
「ちょ…先生、重いです…。」
先生と一緒に数学準備室まで行くと、いきなりノートを渡された。
だが、ノートと言っても一冊ではなく四十冊も集まれば相当の重みがある。
そんなものを女子生徒一人に持たせるとは…。
「んー?あぁそっか、悪い。」
「いえ…。」
先生は私が持っていたノートの半分を、片手で軽々と持ち上げた。
「…先生、手伝いいりました?」
そんなに軽々と持てるなら四十冊も簡単に持っていけるだろうに…。
「一人じゃ寂しいだろ?」
そう言った先生は、さっきと同じように不適な笑みを浮かべながら私を見ていた。

