真夜中に、君と







シュウは誰よりもかっこよくて
当たり前のようにモテてた

隣のクラスの女の子が寄ってくることは日常茶飯事で

それを遠くから見てる私は
兄妹でもクラスメートでもなんでもない

ただの外野で、他人なんだろうなと思った



私はシュウと目が合うことすらほとんどないから…




「ねぇ、あれ…あんたのこと呼んでない?」

「え?」

由梨花が後ろを指差していて
そこには、知らない男の子が立っていた

誰だろう…?


「言ってきなよ、リサ」

面白そうに言う由梨花に
なんだか、行きたくなくなったけど

渋々、席を立った