騒がしい教室で
私は窓側の席に座る
「おはよー、リサ!」
元気よく喋りかけてくれるのは友達の由梨花(ゆりか)だ
軽くカールした髪の毛を揺らして
隣の席で楽しそうに笑っている
「ねー、相変わらずクールだね。あんたの兄」
「え……?」
「またさっき冷たくされてたでしょ?」
見てたんだ…
図星をつかれて、私は小さく俯いた
「まったく!こんなに可愛いリサに冷たくするなんて、あいつどうかしてる!」
頬を膨らませて言う由梨花は、よしよしと私の肩をぽんとたたいた
「由梨花……」
「あんまり気にしない方がいいって!」
そうだよね、これまでもこんなこと何度もあった
毎回落ち込んでても仕方ない…
私は小さく頷いた

