真夜中に、君と






家の前にいるふたり

シュウは私に気付くと
何も言わずに家の前から立ち去ろうとした

女の子と寄り添って歩き出すシュウ

私の隣を通りすぎようとしたとき
私は、思わず声を漏らしてしまった…


「シュ、ウ…今日は家にいないの?」

ちいさな声で言ったのに
シュウはぴたりと足を止めた


いつもはこんなこと言わないのに何言ってるんだろう
自分でも驚いてしまう…


シュウは今日帰らない
そう思ったらどうしようもなかった

この家でひとりぼっちになるは
あまりにも辛い…

でも、こんなこと言っても
シュウを困らせてしまうだけなのに…

隣にいる女の子は急かすように
シュウの腕をぎゅっと掴んでいる



私は、今言ったことを深く後悔した…