退屈しのぎだったのに、いつしか君を愛してしまった。





でも………




「すいません…陽斗さん!」





佑月は、
碧空を選んだ。





分かってた。





分かってたんだ…。




でも…………

いざ、こういう場面を見ると






泣きたくなるくらい
辛いのは…




なんでだろう?





こんなに好きだった?





こんなに愛してた…?







佑月がどんどん
遠くなっていった。








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