すぐ来た救急車に乗り込むあたしと翔。
翔は酸素マスクやら何やらをいっぱい装着された。
『美海…』
『翔っ!!大丈夫だからね!!絶対大丈夫だからっ!!』
『俺だけを見てよ…』
え…?
『浮気…なんて…しなくていいくらい…幸せに…する…から』
翔…
『俺…ずっと嫌だったんだ…』
『翔っ…!!ごめんねっ…ごめっ…』
こぼれた涙。
『あたしっ!!まだ翔に何も伝えてないのっ!!あたしの気持ちの半分も伝えきれてないのっ!!だからっ…死なないでよっ…!!』
『まだっ…死ねねぇなっ…』
ははって笑う翔は握ったあたしの手を強く握った。
翔。
翔。
翔。
好きなの。
愛してるの。
とっくに溺れてるの。
病院に着いて、翔は手術室につれてかれた。

