隣で眠る幸せそうな君は、きっと朝起きたら驚くだろうな。 そっと彼女の黒髪を撫でてみる。柔らかくて、艶やかで。 星が瞬く、君は涙を流してくれるだろうか。 忘れてほしくない。 だが、忘れて幸せになってほしい。 “リン君、幸せになりたいの” 彼女なりのプロポーズを流してごめん。 今までありがとう。 Fin