ドサッ...


私の頭の上に何かが落ちてきた。

少なくとも・・・私の体重よりは重いもの。

「痛っ~!!!!」

その拍子に私は大声で叫んでいた。授業をサボって図書室にいたのですぐに悠に口をふさがれた。

「馬鹿!今、授業中!静かにしなきゃヤバイ!」

「あ、ごめ!」


私は謝ってすぐに私の上に落ちてきたものの確認をする。

私の頭の上に落ちてきたものはあたしの膝の上にいた。

「・・・ぎゃあ!誰!?」


驚きを隠せずにまた大声を出してしまう私。

でも・・・普通の人間なら驚くと思う。


それとも
私が普通の人間じゃない?


・・・驚くよね。



急に頭の上に生身の人間が落ちてきたら...。