不味いはずの離乳食も光は残さず食べて、体重が益々増え、二男とあまり変わらなくなってしまった。


ヘビーカーに乗せて散歩に行けば、今何才?歩いています?と聞かれ苦笑い。


光はまだ4ヵ月なんですとは、とても言えなかった。


長男も二男も食が細くあまり食べない子で、沢山食べる三男の光は、気がつけば巨大児に。


たくさん食べてくれる事を、私は嬉しく思っていた。


一才を過ぎて歩くようになると、二男と一緒に近くの公園に散歩に行く事が日課となり。


そこで沢山の友達と出会い、ママ友も出来本当に嬉しかった事を今も覚えている。


それから光は毎日散歩をせがむようになった。


雨の日もどんな日も、散歩に行きたがる。


その時も、光は散歩が好きなのだ思っていたのだ。


それが拘りだとは思いもしなかったのだから。