指導員の人が私を見つけて、近づいて来た。



「光君を見ましたか?光君が販売するとパンはほとんど売れてしまうんですよ。」



本当にパンが次から次へと売れて行き、台の上に並んでいたパンがほとんどなくっている。



その時、お孫さんを連れたおばあちゃんがやって来た。



「このばん美味しいから孫を連れて買いに来たのよ。」



光はそのおばあちゃんに笑顔で言う。



「この新製品の明太子パンは僕も大好きでお勧めですよ。」


おばあちゃんとお孫さんさんは、光にありがとうと告げて帰って行く。



パンが無くなる前に私も列に並ぶ。



光が私を見て驚かないか?心配になったが。