「涼君、どこ行った?」 やはり明莉は迷った あとでまゆちゃんがいないところで ゆっくりボコられよう 一件落着… 歩く余裕すら出来た俺は なぜこの子まで逃げたのか問い掛けてみた 「ってかまゆちゃん、 なんで一緒に逃げたの?」 「なんか防衛反応働いちゃって」 まったく可愛い子だ 一年生校舎に向かい階段を下る すると 「りょ~く~ん?」 恐ろしい声がした