「あ、ごめん…私…お邪魔しちゃったね…ι

…ごめん!」



彼女はハハッと笑うと教室を飛び出して走って行った。



「茜、待てよ―!!」



「怜央…!!」



俺は彼女を追って教室を出た。

途中で那智とすれ違う…。



「え、桐島と…怜央…??

どうし…」



何も知らない那智はもちろん状況が掴めていない。



「だぁー!
どうしたんだよお前ら!」


那智も後を追い、

愕然としていた結崎も後を追った。





…さぁ、レオ。

ここからが辛いぞ…