花と言葉と愛情と

それから二人でたわいもない話をしていた

「雨が降りそうだな」

彼が呟き、空をみあげる
雲が一面に、しかもただの雲ではなく
真っ黒な不吉な雲

『あ、本当だね』

「もう、そろそろ戻るか」

彼の言葉に悲しさは覚えたものの
素直に頷いた