【完】ツンツン♂ × ♀ツンツン




あたしも蓮もお互いに
ちょっぴり素直になれば

もっとラブラブになれる日も
遠くはない…のかな!








「なぁ 芽生」



あたしの涙も落ち着いて

二人で手を固く繋ぎなおして
校門を出て歩く。


いつも通りの風景。




「ん、なーに?」



「俺は素直な芽生も素直じゃない芽生も
どっちも…まぁ、いいと思う」


突然の甘い(?)言葉に思わず
蓮の方を見ると


照れたように顔を背ける蓮。




自然と笑みがこぼれてくる。






「ふふ、ありがと、蓮」



「…おう」