あたしも蓮もお互いに ちょっぴり素直になれば もっとラブラブになれる日も 遠くはない…のかな! 「なぁ 芽生」 あたしの涙も落ち着いて 二人で手を固く繋ぎなおして 校門を出て歩く。 いつも通りの風景。 「ん、なーに?」 「俺は素直な芽生も素直じゃない芽生も どっちも…まぁ、いいと思う」 突然の甘い(?)言葉に思わず 蓮の方を見ると 照れたように顔を背ける蓮。 自然と笑みがこぼれてくる。 「ふふ、ありがと、蓮」 「…おう」