「音無ぃぃ!」
「へ?」
間抜けな声が僕から出てしまった。今の僕は中学二年生。部活も僕たちが中心となり、僕は楽しく学校生活を送っていた。それは僕の大好きで大嫌いな人の約束。
なぁんてね。
「今週末暇?」
「うーん。多分暇。」
「ならカラオケ行こうぜ!」
クラスメートの男の子が言った。
「いいよ。ヲタ曲しか歌わないけど。」
はい。いまの一言で僕がどうなったかわかるよね。
僕はヲタになりました。
少年漫画を読みあさっていたらいつのまにか…(笑)
ま、いいっか。好きなものは仕方ないよ。
「おいおい。ま、いつもの事だけどな。なら、いつものメンバーで。」
クラスメートの男の子はそう言って部活仲間の方へ走っていった。いつものメンバーは僕と彼とあと数名の男。あと僕の親友ちゃん。女の子は僕と親友だけ。
これって逆ハーレムっていうんだっけ?
あれ?二人だから違うのかな?
ま、いいっか。(笑)
僕は親友の所に行く。
「山本ー!」
「あ、音無さん。」
僕と親友はお互いに名字で呼び合う。だって名前で呼ぶのって恥ずかしいじゃん。女の子を呼び捨てって慣れないなぁ。でもね、呼び方くらいで親密度って変わるものじゃないから僕たちは気にしていない。
「今週末、カラオケだって。あいてる?」
「あいてない。って言ってもアタシには拒否権ないんでしょ。」
「ピンポーン。山本てんさーい。」
「もう…。」
そう言って僕たちは笑い出す。
「へ?」
間抜けな声が僕から出てしまった。今の僕は中学二年生。部活も僕たちが中心となり、僕は楽しく学校生活を送っていた。それは僕の大好きで大嫌いな人の約束。
なぁんてね。
「今週末暇?」
「うーん。多分暇。」
「ならカラオケ行こうぜ!」
クラスメートの男の子が言った。
「いいよ。ヲタ曲しか歌わないけど。」
はい。いまの一言で僕がどうなったかわかるよね。
僕はヲタになりました。
少年漫画を読みあさっていたらいつのまにか…(笑)
ま、いいっか。好きなものは仕方ないよ。
「おいおい。ま、いつもの事だけどな。なら、いつものメンバーで。」
クラスメートの男の子はそう言って部活仲間の方へ走っていった。いつものメンバーは僕と彼とあと数名の男。あと僕の親友ちゃん。女の子は僕と親友だけ。
これって逆ハーレムっていうんだっけ?
あれ?二人だから違うのかな?
ま、いいっか。(笑)
僕は親友の所に行く。
「山本ー!」
「あ、音無さん。」
僕と親友はお互いに名字で呼び合う。だって名前で呼ぶのって恥ずかしいじゃん。女の子を呼び捨てって慣れないなぁ。でもね、呼び方くらいで親密度って変わるものじゃないから僕たちは気にしていない。
「今週末、カラオケだって。あいてる?」
「あいてない。って言ってもアタシには拒否権ないんでしょ。」
「ピンポーン。山本てんさーい。」
「もう…。」
そう言って僕たちは笑い出す。