バシッ!
目の前で竹刀と竹刀のぶつかり合う音が聞こえる。
私は沖田さんの攻撃を受け止めた。
「やりますね…桜さん」
「ありがとうございます」
私は沖田さんの攻撃を横に流し今度は私から攻撃に懸かった。
しかし、流石一番隊組長、そう簡単には倒せない。
私の攻撃は難なく沖田さんに受け止められてしまった。
バシッ、バシッ、バシ…
私達は攻撃しては受け止められ、攻撃されては受け止め流すの繰り返しをする。
しかし、桜達の試合はかなり凄い。
まず、隊士達では今何が起きてるの分からない。
幹部の人たちなら今桜が攻撃しているのか沖田が攻撃しているのか分かるが、必ずしも全部の攻撃を見極めることができているか曖昧なのだ。
それぐらい2人の試合は凄いのだ。
「土方さん…俺こんなに凄い試合見たことないぜ…?」
土方に語りかける原田。
しかし、原田の目は一切土方の方を向かず試合に釘ずけだ。
「あぁ…俺もだ…」
それは土方も同じくらしく、土方の目も原田の方を向かず試合に釘ずけ。
