一部のクラスメイト
は見舞いと称して痣
(あざ)を見に、連
日家におしかけてい
るらしい。なおがち
ょっかいの『ち』の
字もだされなくなっ
たのは、それを『な
おの呪い』だと誰か
が言い始めたせいで
もある。みんな気味
が悪そうに、遠巻き
にしている。
「あざなんかつけた
かなぁ?」
部室にて、なおは首
をかしげる。アイス
レモンティーを飲み
ながら。
「そもそも誰かアイ
ツの首しめた?」
よしおも首を左に
傾ける。
「あたしはやってな
いっすよ。つうか、
ゆみさんどこに居た
かもわかんなかった
っす」
眉間にしわをよせ、
互いに首をふりあう
。
「絶対やってない」



