「お前の全てで僕を守れ。僕の命令通り、僕の望む道化を演じ、僕の側で踊る玩具(がんぐ)であれ。」

 ギラつく剣を俺に渡し、南は誰よりも綺麗に笑ったんだ。

 その日から、俺と南の奇妙な主従関係が始まった。