【月人side】 俺は着替えて亜依菜を別室で待った。 『先生、緊張してる?』 緊張して固まってる俺が面白いのかにやけながら言う氷室。 『亜依菜が来たら俺たち帰るんで。』 オーナーが言う。 『えっ、帰っちゃうんですか?』 『邪魔者はいないほうがいいでしょ?』 邪魔者だなんて思ってないのに。 しばらくしたら部屋のドアが開いた。