先生は旦那様(仮)2


帰りに久しぶりに店に寄る。


『おー久しぶりだな。また働きたくなったのか?それとも俺に会いに来たのか?』


SHIRO オーナーが声をかけてきた。


相変わらずチャラいな。


『違うよ。今日ジウさんに用事あって。いる?』


『ジウは同伴だからまだいないよ。ジウに用事なら来るまで接待しろよ。特別給料弾むぜ。』


『高校生を働いたらやばいって知ってるでしょ?裏の事務所で待たせてもらうわ。』


『相変わらずお前は真面目ちゃんだな。』


『オーナーが不真面目すぎるだけだよ。』


『なんか言ったか?』


ヤバイ。


この人怒らすとなにしでかすかわかんないんだった。


『いやいや、久しぶりにみるとオーナーかっこよくなったなって。』


『そうかぁ。まぁゆっくりしてけ。後でフルーツの盛り合わせ盛ってきてやるからな。』


単細胞すぎるオーナーであった。