先生は旦那様(仮)2


仕方ない。


卒業まで我慢するか。


俺達は久しぶりに家でふたりでくつろいだ。


『じゃあ俺行くわ。』


亜依菜と一時間一緒にいてもうひとつの家に帰る。


『もう帰っちゃうの?』


『ああ、明日も学校だしまた週末来るから。戸締まりしっかりして寝ろよ。』


寂しそうな表情をする亜依菜にそっとキスをした。